【結婚の出会い・きっかけランキング】結婚相手と出会った場所などを調査

2024年3月13日

【結婚出会い】出会った場所、きっかけランキング

結婚の出会い・きっかけについて、e-venz（イベンツ）を運営するノマドマーケティング株式会社が調査した結果を元に解説します。

1位：職場・バイト先 27％

1位の職場、バイト先での出会いのメリットは何と言っても「その人の普段の姿がわかる」ことです。

仕事中はその人がどんな風に人と接しているかと一番近くで観察することができます。

トラブルがあった時、イライラした時、誰かが失敗した時にその人はどんな対応をするでしょうか。

食事中のマナーや、時間にルーズなところはないかなど、色んな面を知ることができます。

一緒に生活する上でその人の性格を知ることはとても重要なことです。そして職場で接していく上で恋に落ちることも多いでしょう。

2位：知人・友人からの紹介 15％

自分をよく知る知人、友人からの紹介はとても頼りになるものです。

まず素性がはっきりしていて尚且つ困った時に友人や知人にその人のことを相談できるは大きなメリットだと言えます。

紹介してくれる友人も「この2人が上手くいくといいな」と思ってくれているので、何かあった時は必ず協力してくれるはずです。

初めてのデートなど、失敗が不安な場合はグループ交際のように手助けしてくれる場合もあります。

年齢や職業、未婚かなど確実な情報がわかっている点でとても安心できるのも紹介の良いところです。

3位：学校・部活 11%

1位の職場と同様に普段の生活を共にすることでその人の人となりがよくわかります。

また、共通の話題や思い出も多くなるのが学校や部活の繋がりの特徴です。

筆者は学生時代の先輩と結婚をしましたが十数年たった今でも学生時代の話で盛り上がることが多いです。

共通の友人が多いことも学校での出会いの良い点です。

価値観が似ていることが多く、長続きしやすいと言われています。

4位：ネット（マッチングアプリ・SNSなど） 6％

条件をクリアした時に会う選択肢ができるマッチングアプリや、共通の趣味で出会うSNSのメリットは広範囲の出会いができることです。

ネットが繋がっていれば出会えるので、北は北海道、南は沖縄。もちろん、海外の方とも出会うことができます。

これは職場や学校では絶対に出会えない「縁」です。

そして何万人もの中から自分の価値観に近い、趣味の合う人と出会うことができます。

年収や職業、年齢、容姿も選ぶことができるのでとても効率のよい出会い方です。

また、大半のマッチングアプリが「お互いに好印象」出ないと連絡が取れないシステムになっています。

つまり相手からの一方的な行為ではそもそもメッセージのやりとりさえできないので、とても合理的で女性も安心して使用できます。

5位：飲み会・合コン 6％

飲み会や合コンでの振る舞いはお酒が入る分、本性が出易いです。お酒で酔っ払った時に女性に対しての態度、男性に対しての態度はどうか。とても見極めやすいポイントです。

また店員に対する言葉遣い、周りの人への気遣いなど小さな集団で見えるものはたくさんあります。

特に「合コン」という場は基本的には全員が「異性との出会い」を求めているので、意中の相手のばかり気遣う人なのかそれとも全体をバランスよく気遣ってくれるのかも最短でよくわかる時間です。

初対面が複数人といる場なので女性も安心でき、男性は自分だけがリードする必要もないのでプレッシャーを感じずに会話をできます。

出会った後も、共通の友人ができているので「また同じメンバーで遊びに行こう」と誘いやすかったり相談できる人ができたりとメリットは多いです。

年齢によって合コンの雰囲気も大きく異なり、20代は楽しい飲み会といった感じが多いですが30代、40代になるととても落ち着いた食事会になることが大半です。

また、恋愛には囚われずに考えると知人が増えるのは人生においてもメリットとも言えます。

6位：ナンパ 2.5%

ナンパされる、ナンパを受け入れる、ということは基本的には「容姿の好みをクリア」していることになります。

一番最初のハードルは超えているのでその後はじっくり内面を知っていくことになります。

ナンパは悪い印象がある人も多いですが昔からある出会い方で、所謂「フィーリング」があう方が条件で選んだ出会いよりも長続きすることが多いようです。

ナンパも、突然声をかけられるパターンや以前から顔見知りで勇気を出して声をかけるようなパターンもあります。

どちらにしても、相手からとても好印象に見られている点で順調に交際に発展することが多く「恋愛」としてはとてもドラマティックな出会い方です。

7位：お見合い・結婚相談所 2%

マッチングアプリなどよりも、より厳密に条件で選ぶことができるのが「お見合い」「結婚相談所」です。

年齢、年収なと相談所が間に入ってくれるので信憑性が高く、相手を選ぶのも相談員の方や仲介役の方が行ってくれます。

こちらは自分の条件を伝え、相手が選ばれるのを待つのみなので多忙な方は一番向いているかもしれません。

お相手も「結婚前提」の意思が強い方が大半なので話が進むのが早いのが最大のメリットです。

初回は結婚相談所併設のカフェや、街中の喫茶店でお茶をするのが最も多くとても穏やか雰囲気です。

相談所が間に入っているのでお断りをするのも相手に直接言わずに済むのは安心できる点です。

また断られたとしてもまた条件の合う人をどんどん紹介してもらえるのでシステムとしてとても効率的です。

マッチングアプリなどは不安な方、自分で行動に移すのが苦手な方には打って付けの出会い方です。

8位：婚活パーティー 1％

お見合いパーティの場合、「合コン」と「お見合い」のいいとこどりです。

複数人とお見合いの形で出会います。口下手な方もプロフィールカードなどを使って自己PRをするのでそれほど苦にはならないはずです。

大人数から、少人数と幅広く開催されているので自分にあったのもの選ぶことができます。

また、特定の職業限定だったり年齢制限があったりと交際条件にあったものを選択できます。

最後はマッチングした方とだけ連絡先の交換をするパターンが多く、少人数現実版のマッチングアプリ要素もあると言えます。

2022年の結婚した人の出会いのきっかけは5人に1人がマッチングアプリ

明治安田生命が2022年11月22日の「いい夫婦の日」を前に行った調査で、2022年に結婚した人の出会いのきっかけの1位が22.6%で「マッチングアプリ」だったとのことです。

職場や学校を抜いて初めて1位となったようです。

マッチングアプリは、2009年以前は0%でしたが、以降少しずつ増えて2020年以降に結婚した人では18.8%になっていたとのこと。

そして2022年の調査で初の1位。

明治安田生命の調査内容は以下の通りです。

【調査対象：20～79歳の既婚男女／有効回答：1620人／調査期間：10月12日～18日】

【結婚出会い】20代のきっかけランキング

20代におすすめの出会い方

まだ結婚に対しての意識も低いと思われる20代。男女によっても考えは異なりますがゆっくりと時間をかけて関係性を作っていく余裕があるのが20代のメリットとも言えます。

おすすめの出会い方は「職場」「学校」など普段の様子をしっかり確認できる出会い方です。

共通の話題も多く、共通の知人も多い。グループで出かけた時と2人きりの時とのギャップを楽しむこともできます。仕事を始めたばかりの人も多く、困った時にすぐそばで助けてくれる先輩や同僚。

一緒に頑張ってれる人がいると心の支えにもなります。

何より、自分の状況を理解し共感してくれる人は信頼関係を築きやすく恋愛にも発展しやすいです。

同じ職場や学校だと、共に過ごす時間が長いのでじっくりと時間をかけて相手を知るコロができます。

時間をかけて築く関係性なので、価値観が合い、長続きする出会い方です。

【結婚出会い】30代のきっかけランキング

30代におすすめの出会い方

大多数の人が結婚を視野に入れてお相手選びを始める30代。

家族を作るプレッシャーを感じる男性もいれば、出産や子育てなどのタイムリミットがチラつく女性も多いと思います。

30代の方は相手の条件が一目瞭然でわかる「マッチングアプリ」や「お見合いパーティ」、素性が信頼でき相性もあいやすい「知人、友人からの紹介」がおすすめです。

結婚に対してプレッシャーを感じる男性は結婚後のビジョンが明確な方を選べ、出産育児などに不安を覚える女性もまた、家事育児に協力的かどうかなど同じ価値観の人を選びやすいです。

年齢や年収は結婚に向けて特に重要な選別要素になるのでそれらがはっきりと分かり尚且つ結婚を前提にしている「結婚相談所」も、自分では中々行動ができない奥手の方には有効な手段です。

結婚相談所ならマッチングアプリよりもより確実に条件にあった人と出会え、相談員さんのアドバイスを聞きながら一緒に選ぶことができるので安心です。

【結婚出会い】40代のきっかけランキング

40代におすすめの出会い方

未婚の方も多いですが、一度結婚を経験している方も多いのが40代の特徴ではないでしょうか。

そんな40代の方におすすめなのはやはりその人自身の性格がよくわかる「職場」での出会いです。

普段の様子や後輩、部下に対しての態度は20代の頃には見えなかった点です。職場での振る舞いや仕事のやり方など尊敬できる面を見ることができます。

ご自身も40代になって気付く、周りへの配慮やリーダーシップの大切さは職場関係で、よりよく見えてきます。

職場で安定した人間関係を築け、尚且つ周りへの配慮を欠かさない方とは良い関係を継続できます。

結婚を一度、失敗していたとしても経験としてプラスにしている方はとても多く、良い点とも言えます。

再婚を視野に入れた場合は、信頼できる「知人、友人からの紹介」もおすすめです。

離婚歴があることや子どもの有無など理解してくれている友人からの紹介は本当にあった人を勧めてもらえることが多くうまくいきます。

【結婚出会い】50代のきっかけランキング

50代におすすめの出会い方

50代の方は、お互いに経験も豊富であり趣味や価値観もしっかりとお持ちの方が多いです。

ご自身のことをよく知る「知人、友人からの紹介」がとてもベストと言えます。

50代になると知人や友人のかたとの信頼関係も強く、そんな間柄の人からの紹介はとても頼りになるものです。

趣味が似ている、価値観が同じ、共通の友人がいる、安心できる要素が多いと今後の生活でも穏やかに過ごせるでしょう。

また、今まで築いてきたご自身の価値観を無理の変える必要がなくお互いに負担も少なく関係性を楽しめるはずです。

【結婚出会い・きっかけランキング】合コン、婚活・マッチングアプリ

合コンについて

合コンでの出会いは年齢によって大きく特徴が異なります。

20代の「はじけて楽しい男女の集まり」

30代の「真剣に相手を吟味する人、遊びたい人の入り混じった会」

40代の「大半が将来を見据えて相手を選ぶプチお見合い」

全てに共通して言えるのは「最短で人となりを判断できる要素が多い」「お酒を飲んだ時の相手を見られる」「共通の友人ができる」というメリットがあります。

周りの人対しての配慮はできるのか、配膳や片付けるお皿をどうするのか、店員に対する言葉遣いは適切か、お酒を飲んだ時にあまりにも人が変わったりしないか、などとても興味深く観察することができます。

また、複数人の中から好みの人を選ぶことになるので「自分が選ばれた」自信に繋がるのも知人の紹介とは少し違うメリットでもあります。

合コンの場では自然と役割ができ「進行役」「注文、配膳役」そして酔った人などの「お世話役」

その役割だけ見ての自分にあった人を短時間で見つけ出せると思いませんか？

リーダーシップをとってくれる「進行役」周りに気配りをして自分が率先として動く「注文、配膳役」そして困っている人を放って置けない「お世話役」

とても人となりが出る場であることがわかります。

男女は初対面でも、同性同士は基本的には友人知人の集まりになるので普段の話も聞けますし友人には素で対応するので全くの猫被りもできません。

そういった面では合コンという場はとてもいい出会いの場であると言えます。

婚活マッチングアプリについて

婚活やマッチングアプリでは「条件」にあった人を簡単に選ぶことができます。

年齢、年収、子どもは欲しいか、何人兄弟か、など知りたいことは明確にわかります。合コンでいきなり聞くことはできない項目も一発で知ることができるのは最大のメリットです。

マッチングアプリでは、直接会う前にやりとりができるので信頼関係を築くことができます。趣味や共通の話題も会う前に事前に知れるのでとても円滑に関係を深めることができるでしょう。

ただし、マッチングアプリは自己申告なので虚偽の可能性があることは頭に入れておくべきです。

結婚相談所は企業が間に入ってくれるのでトラブル回避には最適ですが、お金はかかります。

合コンや自然な出会いでは絶対に出会えないような人と出会えるのがマッチングアプリや婚活のとても良い点です。

普通に生活しているだけで出会いがある時代ではありませんので、マッチングアプリなどを使用し適切に相手を見極めて出会えるのは現代の婚活では必須になっています。

また、マッチングアプリは結婚相談所などよりも使用人数が圧倒的に多くその分条件にあった人と出会える確率も高いので有効的に使用していただきたいです。

【結婚出会い・きっかけランキング】男女の結婚相手の条件

男性が求める女性の条件

一昔前は「料理ができて、家庭的で、尽くしてくれる女性」が結婚の必須条件にありました。

今でも家庭的な女性は根強く人気がありますが、現代においてはその条件は少し変わってきています。

「家庭的」というワードが「家庭にいて安心できる環境を作ってくれる」というニーズに変化しています。

家庭に重きを置いている点は共通していますが、現代では家庭での過ごし方が重要視されています。

具体的には「料理が上手い女性」というよりは「料理を一緒に食べて落ち着ける女性」

必ずしも、女性が料理を作ってくれ！家事は全て女性が！という男性が多いわけではありません。

逆に言えば、そう言った「大黒柱」的な役割を求められることよりも「一緒にいて落ち着ける関係」を求めている男性が多くなっています。

ストレスフルな現代において、男性は家庭に対して「落ち着ける我が家」を求めており女性に対しては「一緒に穏やかに過ごせる相手」を求めています。

女性が求める男性の条件

さて、女性はどうでしょうか。

現代の女性は子どもを産んだ後も働く人が圧倒的多数になってきました。

そこで女性にのしかかるは「家事」「育児」「仕事」と大きな役割です。

まだ未婚の女性たちも先輩や友人が育児と仕事、そして家事に追われる姿を間近で見ています。

そんな女性たちは一昔前の「高収入」「高身長」「高学歴」を結婚の条件にはしません。

今、女性たちが結婚の条件として必須にしているのは「一緒に家庭を築ける人」です。

仕事を続けたい、と思っている人が多数で「仕事を続けるには配偶者の協力が必須」だと理解している女性ばかりです。

そこで女性たちは一緒に家庭を築けるよう、家事や育児に協力的であるか、自分の仕事に理解はあるか、思いやりはあるかなどそういった具体的な行動を取れる人を選ぼうとしています。

中には専業主婦希望の方もいますが、現代の経済事情を垣間見ると非現実的とも言えますし男性にとってはデメリットになり得ます。